皆様はコロナ禍でどのようなおうち時間を過ごしているだろうか。
野口の場合、休日は家から出ずに過ごした結果、腹が出てしまった。
出なかった結果が出るとは不思議なものである。
昔の野口ではあり得なかった膨らみが腹部にある。
彼は細マッチョという言葉が誰より似合う男であり
腹筋は8つに割れ、私が根を上げる重さの荷物も彼にかかれば
朝飯前の午後の紅茶だった。
共にラーメン二郎をやっつけた後、
コークハイとポテチをやりながら、
と
世のダイエット戦士を敵に回しかねない発言をしていたほどである。
しかし、時間というのは残酷だ。
ラーメン二郎のサイズは小から大に、
そして大豚(大盛りチャーシュー麺)
になった。
※ラーメン二郎は小ラーメンでも一般的なラーメンの2倍の麺量
体は静かに悲鳴をあげていたのだ。
彼は確かにオシャレになった。
もうプロデュースの必要もない。
だが、Sサイズの服がキツくなった。
去年買った服が……キツいのだ。
このままでは、本当の野ブタになってしまう…
これは、まだ寒さの残る二回目の緊急事態宣言と三回目の緊急事態宣言の間のお話。
別の意味で緊急事態だった野口の体を絞るため、
ランニングシューズとランニングウェアを買い求めた。
特にウェアはちょっと引くほどハイスペックなものをチョイスした。
数ヶ月後、野口のフェイスラインは以前の鋭さを取り戻し
太かった首は鴨から白鳥ほどに細くなった。
もう大丈夫。
これからは自分の力で歩いて行ける。
ひょんなことから始まった野グチ。をプロデュースはこれでおしまい。
またいつか会う日まで。
バイセコー!バイ・バイセコー!